こんにちは!あんころです!
少しづつ寒さが厳しくなってきました・・・
寒い時期になると必ずと言っていいほど心臓に関わる病気で運ばれてくる方が続出します
その中でも多いのが心筋梗塞
救急外来で働く前まで心筋梗塞になる人がこんなに多いとは思いもしませんでした
日本人の死因で第一位を占めるのが悪性新生物(いわゆる悪性の癌)、二位が心疾患、三位が老衰となっています
やはり心疾患で亡くなる人は全国的に見ても多いようです
心筋梗塞で運ばれてくる方に多い特徴がいくつかあります
今回はどのような人がなりやすいのか?その特徴についてまとめてみました
自分の大切な人が、親が、自分自身が当てはまっているかもしれない!!!と思った方の生活習慣を見直していくきっかけになれば嬉しいです
心筋梗塞とは
心臓が動くために酸素を送る血管を冠動脈と言います
その冠動脈にコレステロールが塊となって血管を詰まらせたり、そのたまったコレステロールの塊が剥がれ落ち血管を塞ぐことで、心臓への血流が途絶え、心臓の筋肉が壊死してしまいますこれが心筋梗塞と言います
心臓の筋肉が壊死すると心臓の動きが悪くなり、やがて心臓は止まります
心筋梗塞で急死する人は少なくありません(むしろ多いです)
心筋梗塞の症状は?
突然胸に走る激痛(締め付けられるような、押されるような痛みだと言われています)、冷や汗、嘔気、左肩の放散痛(背中や顎が痛いという方もまれにいます)症状が進むと意識消失、痙攣といった症状が出ることもあります
動いたときに息が切れる、脚が浮腫んでいる、身体がきついなどといった症状が現れます
症状があったらどうすればいいの?
息もできないくらいの胸痛が持続すればすぐに救急車を呼びましょう
我慢して手遅れになると治療しても助かる確率が少なくなります
元々、心疾患を患っている方の中には血管を広げてくれるお薬をお持ちの方も多いはず
その方はすぐに薬を飲みましょう
心筋梗塞になりやすい人の特徴
では!心筋梗塞を起こしやすい人の特徴をみてみましょう
・40代以降の中年男性・女性
・家族に心筋梗塞になった人がいる(親・兄弟など)
・喫煙歴あり、毎日飲酒している、運動習慣がない
・肥満
・暴飲暴食
※このような方が絶対なるとは限りませんが、救急車で運ばれてくる方で多いのは上記のような方です
生活習慣を整える方法
朝早く起きる
寝るのが遅くなると朝起きるのも遅くなります
朝早く起きて、朝日を浴びる事で人間はセロトニンを分泌して前向きな気持ちになると言われています
早寝早起きは生活リズムも整えてくれるので体に良いと言えるでしょう
バランスの良い食事をする
塩分や脂質の多い食事は動脈硬化を進行させます
肉より魚を、ミネラル豊富な海藻や野菜を積極的に摂取していきましょう
休肝日をつける
適度な飲酒は身体にいいとも言われていますが、飲み過ぎは体への負担が大きく、様々な病気を招きます
適度に飲酒したまには休む事を心がけましょう
禁煙する
タバコに含まれる有害物質は血液の流れを悪くしたり、心臓や血管へ負荷をかけ動脈硬化を進行させる働きがあります
タバコを吸う事は肺への影響も大きく、禁煙する事をおすすめします
適度な運動をする
運動不足だと筋肉量が減り、太りやすい体になります
その結果、内臓脂肪がついて血液の循環が悪くなり動脈硬化へ繋がります
ハードな筋トレよりも、ウォーキングなどの心臓への負担が少ない有酸素運動を行いましょう
一番はストレスをためないこと!ストレがあることで血糖値が上昇したり、心臓に負担がかかったりして病気を招くこともあります
さいごに
心筋梗塞について少しまとめてみました
この記事で詳しいことは記載していないので、もっと詳しく知りたい方は心筋梗塞・治療などと調べていただいた方がいいと思います
これから寒くなり、食っちゃ寝生活になっちゃう~!寒くて運動したくない!ってなってしまう方は一度生活習慣を見直してみましょう
心筋梗塞は怖い病気です。早めに予防することで防げることもありますし、症状があった時点ですぐ病院に駆けつけることで手遅れにならず済むこともあります
健康で幸せな毎日を送るために心かけて生活していきましょう
さいごまでありがとうございました