こどもの発熱は焦らず落ち着いて行動しよう
こんにちは!あんころです!
今年は全国的にRSウイルスが流行していますね〜
少し落ち着いてきましたが、暑くなるにつれてヘルパンギーナと溶連菌が流行ってきました💦
こどもの発熱は焦りますよね
そんな発熱時の対応を書いていきたいと思います
発熱はバイ菌と戦っている証拠!しっかり理解して焦らず落ち着いて行動しよう!
月齢によって緊急度は変わる
発熱は子供が急に起こす症状の中で最も多く、原因は細菌感染とウイルス感染です
0〜1ヶ月
一見元気で食欲があってもこの頃は熱が出ること自体が緊急事態!!!
とにかく早めに病院を受診しましょう
2〜3ヶ月
ミルクの飲みが良くて、機嫌も良ければ慌てる事はないですが24時間以内に受診しましょう
4〜5ヶ月
ミルクの飲みはまあまあでも機嫌がそれほど悪くなければ慌てなくても大丈夫です
夜間なら翌日に受診しましょう
6ヶ月以上
食欲や機嫌がまあまあであれば、休日や夜間にあわてて受診しなくても大丈夫です
しかし、翌日以降には受診しましょう
ちびあんころは6ヶ月の頃に人生初めてのお熱でした
数字よりも大切な機嫌と食欲
高熱が出たから脳がおかしくなるんじゃない?
そう心配する方がいらっしゃいます
しかし、それは脳炎を起こすような病気によって高熱が出現したパターン!
高熱が出たからと言って脳に影響する事はありません
こどもは39〜40度といった高熱を出すことが多いです
数字は病気の重さを示す簡単な指標になりますが、ここで大切なのは機嫌と食欲!
・熱があっても抱っこすると笑う
・ミルクが少しでも飲める
・食欲がなくても水分がとれている
・笑顔で遊んでいる/p>
上記のような姿が見れたら安心しても大丈夫でしょう
食欲がなく水分もとれない。笑顔がない、泣かない、ぐったりしている時は急いで病院を受診しましょう。
熱の経過
・熱は午後から上がりやすい
・薬を飲んでいても症状はすぐに良くなるわけではない
薬を飲んでも治りません〜と前日に病院受診してすぐに来られる方がいらっしゃいますが少し経過をみてみましょう
数日しても症状が軽快しない又は憎悪したり、解熱しなければ再受診しましょう
解熱剤について
大体38度以上でと指示が出ますが、あくまで目安です
解熱剤は熱を下げることを目的に使うものではありません!
熱による辛さを楽にするために使います
病気を治す薬ではなく、身体を休めるために使う薬というわけです
解熱剤を使うと病気の状態をわかりにくくする場合もあるので使いすぎには気をつけましょう
ちびあんころが熱を出しても機嫌がよかったら解熱剤は使わず
ぐったりしてきつそうな時だけ使ってました
お家で出来る対応
水分
少量ずつ与えましょう!コップであげるとこどもは全て飲みほしてしまうので、おちょこ程度の入れ物に入れて飲ませてあげるといいですよ!スープや経口補水液などがオススメです!
食事
食欲がなければ無理に与えなくてもok!
水分が取れて尿がでていれば大丈夫です
衣服や環境
悪寒があり寒がっているなら暖かめに、汗ばんできたら少し涼しいくらいに衣服を調整しましょう
手先や足先、背中などを触って確認してみましょう
冷やす
冷えピタなどの使用も効果的!
ただし冷えピタに解熱作用はないので勘違いしないようにしましょう
お風呂
シャワー等の短時間入浴はさせても大丈夫です
特にアトピー性皮膚炎がある場合はスキンケアのためにシャワーは必要です
さいごに
子供は脳の機能が未熟なので高熱に耐えきれず痙攣を起こすことがあります(熱性痙攣)
痙攣の仕方で安心できる痙攣か、怖い病気が隠れている痙攣か分かります
痙攣を起こしたときは、落ち着いて動画を撮りましょう
そして、その動画を小児科医に見せて下さい
熱性痙攣の詳しいことは他の記事に書いているので見てみて下さい!
annkorokoror.hatenablog.com
今回の記事で少しでもお役に立てると嬉しいです
最後までありがとうございました!